いろいろあります建立実話(毎月更新)

建立実話

№67 高梁市の山際の墓地

   大阪府にお住いの黒川様は高梁市のご出身で、墓地を高梁市の山間部にお持ちでした。
  この度は、以前、黒川様のお姉様宅のお墓の工事をさせていただいたご縁で、やすらぎ
  石材に声をかけて下さいました。


            黒川家の墓地のある山(高梁市)



   黒川家の墓地は山際に二ヵ所あり、上段にはお地蔵様と供養塔があり、下段には
  昔からの古いお墓が20基ほど並んでいました。 ところが、その下段のすぐ下には
  民家があり、崖っぷちで今にも崩れそうという不安があるので、古いお墓をすべて
  上段に移し、今後は上段だけで供養できるようにして欲しいというご希望でした。
   又、墓地の後ろには木や笹・竹が生い茂っていて、その処理も望まれましたので、
  担当の前迫が黒川様と一緒に市役所に出向き土地の所有者を調べたところ、高梁市
  の敷地と判明しました。 後日、その土地の伐採などの手続きは担当がさせていた
  だきました。
  その上で、黒川様は、伐採後も落ち葉などが落ちてくるのを想定され区画の周りに
  フェンスを設置することも検討されていたので、落ち葉が入りにくい隙間のない
  ものを提案させていただきました。


 [施工前]上段:お地蔵様と供養塔   [施工前]下段:20基ほどの古いお墓



  さて墓石の方、下段の全ての石塔は移動する際、クリーニングをお勧めしました。
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       ところで、先祖墓と供養塔を並べて建立する時、
       基本的に「供養塔は先祖墓よりも高く」ということがあります。
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   黒川家の場合、供養塔の方が低かったので(当家のご希望で)下段の墓地にあった
  石を使い高くし、先祖墓の方は一番下の台がコンクリートとブロックでしたので、
  (同じ高さの)石に変えました。


  担当 前迫


   この度は、遠方で頻繁にお会いすることが出来ず、黒川様の
  様々なご希望やご質問、当社からのお伺いやご報告等も手紙や
  電話が多かったですが、墓石の移動前に”魂を抜く”時、そして
  完成して”魂を入れる”時には立ち会われたので、その際、ご説明
  ご確認をさせて頂きました。
   なお、黒川様にはお忙しい中、作業を見に来られ「イメージ
  通りに進んでいますね」と声をかけてくださり、ありがとう
  ございました。


  [完成] 上段に納まり,見違えた!(施主様のお言葉)ほどの出来上がり



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