いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№122 すっきりと、広い墓地になりました。
関西にお住まいの浅岡様は倉敷市内に墓地をお持ちでした。
以前にお墓に文字を彫らせて頂いたご縁があり、春頃に連絡をいただきました。
「お墓の数が多く墓地が狭く感じてしまうし自分達が関西にいて、しょっちゅうお参りに行ける訳ではないから、今後長く維持して行くために良い方法はありませんか?」
とのお問い合わせでした。
現地を見て、測量をさせていただいて何通りかの案を考えてみますとお話をさせていただきました。
測量をして3つ程の案をご説明するために、改めて話をさせていただく中で、数あるお墓のひとつにお花があることがあるんです、と教えて下さいました。
もしかしたらそのお墓に縁のある方が参りに来てくださってるのかもしれないと考えました。
お話は進めながらも、何とかその方に今回の意向を伝えたいと考え、メッセージカードを墓地に設置する案をご提案しました。
【 メッセージカードを墓地に置かせていただきました。据え直し前 】
メッセージカードを墓地に置いても、いつお参りに来てくださるかは分からないため、一般的に皆さんがお参りに行かれると予想できるお盆とお彼岸が過ぎるまでは置いておきませんか?
と、ご提案させていただきました。
お客様自身の工事は先延ばしになってしまいますが、お参りに来てくださってる方の為ならと快く承諾して下さいました。
お盆、お彼岸と担当者も近くを通る度に様子を伺いましたが墓地には変化もなく、メッセージカードに記載した連絡先にも連絡は無かった旨をお伝えし工事に着工する運びとなりました。
工事内容は、先祖墓以外の古くからある石塔を墓地の後ろに1列に並べて、一ヶ所でお参りが出来るように花立とお線香立てを設置して、入り口すぐにあった先祖墓を少し後ろに下げてお参りがしやすいように致しました。
【 すっきりと、広い墓地になりました。 】
工事も無事に完了し、後日の法要の際にはお客様から、本当に色んなご提案をしていただいて無事に完成しました。
広く見違える様になりました。と、嬉しいお言葉を頂きました。
色々なお客様とお話をさせていただく中で、悩みや希望はお客様の数だけありひとつひとつが解決していくと喜びもひとしおです。
一緒に解決していけますので、是非一度ご相談ください。
担当 前迫