いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№131 墓じまい後、ご両親のお骨はおひとり様墓へ
この度、中原様の奥様は長年勤務された職場を退職され、奥様のご実家の熊本県天草へご主人と帰られる事になりましたが、ご主人の実家のお墓をみる方が居ないため、お墓をそのままにして帰る事が気がかりでした。
よく話には聞いているのですがお墓を片付ける「墓じまい」をするにはどこに相談したらよいのかわからず色々考えている時、当店のチラシを見られ以前同じ職場の同僚から、やすらぎ石材さんの評判を聞いていたので、お墓の事だから相談にのってもらえないかと来店してくださいました。
来店された時、「 お墓を建てるのではなくて、主人の実家のお墓の片付けなんですが相談にのってもらえますか?」との事でした。
後日、中原様に墓地を案内していただくと、古くからある地元の共同墓地の一画にご両親が納められいている、夫婦墓が一基と台石が数基ありました。(台石:お墓の台座として使われている石)
「墓じまいをされた後のご両親のお骨はどうされますか?」とお聞きすると
「天草に持って帰ろうと思います。」との事でした。
お全て墓じまいをされて、更地にするお見積りをさせていただき後日、ご契約になりました。
【 墓じまい前 墓じまい後 】
ご両親のお骨を天草に持って帰るご予定でしたが、預かってもらえる所がなかなか見つからず「やすらぎさんの方で良い所がありませんか?」と相談され、
当店の墓地に、永代供養墓(合祀、皆さんと一緒に納める)と、おひとり様墓(納骨する場所が一区画ずつ区切られている)がありますと説明させていただくと、みんなと一緒ではなく、一人ずつ入れる所が良いので見せて下さい。と言われご案内させていただきました。
「お骨を納める区画の棹には戒名、俗名、亡くなられた月日、お年も彫らせていただきます。又年一回お寺様に合同で拝んでいただいております。」と説明すると、気に入られ「ここに決めますのでよろしくお願いします」との事でおひとり様墓のご契約をいただきました。
【 おひとり様墓へご納骨(区画がひとつひとつ区切られている為、他の方と一緒の合祀墓ではありません)】
ご実家のお墓の魂抜きも終わり墓じまい当日、ご主人は墓地まで歩いて行く事が出来ない為、奥様と担当の宗田が一緒にご両親のお骨を受取り行きおひとり様墓へ無事安置させていただく事が出来ました。
後日、中原様ご夫婦は安心され熊本県天草へ引越されて行かれました。
色々なご事情で、墓じまいをされる方が増えて来ています。
墓じまいをされた後のお骨の安置場所に、当店のおひとり様墓もお考えいただけたらと思います。
お気軽にお問合せ下さい。
担当 宗田