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いろいろあります建立実話(毎月更新)

建立実話

№18 墓地全体を改修し、墓はオリジナルの机壇式

  窪津様は、亡くなられたお母様を代々の墓地にスヤで納骨されて
 いましたが、この度ご主人が退職され少し時間を自由に取れるのを
 機会に、古いお墓11基を整理し、スヤも二つ(お母様のと他一つ)
 あるので、自分の納得したお墓建てたいと考えられました。
  そして、何社かご検討された後に当社をご指名下さいました。

  ところで、窪津家の墓地は全体的に地盤が悪く、特に前方は
 土が柔らかいという不安がありましたので、ご相談の結果
 後ろの山を少し削り広げることになりました。


 山際を削る工事では、
土が粘土質のうえ台風が通過した後ということもあり、
たくさん出てきた石の撤去はスムーズに出来ましたが、
格段に大きな岩は動かすと土砂崩れの心配があるので
施工管理者の判断により、切削する事になりました。
 そして、鉄筋とクラッシャーで地盤を補強し、後方の
山際は土砂が流れ込まないように化粧ブロックを使用し
前方は『通路型』を提案させて頂きました。 


 一方、墓石は国産の石というご希望で“青葉石”に決まり、先祖墓が
机壇式のオリジナルの形になりましたので、供養塔の方は、担当者
がバランスを考慮し7寸角で少し低めの形をお勧めしましたところ、
奥様もとても気に入って下さいました。
 引き渡しの際、ご主人は「自分が思っていた以上のものが、出来
ました!それに、墓地手前の通路までマサ土を入れて綺麗にして
くれている!」と当社施工班の仕事を大変喜ばれ、労いの言葉も
かけて下さったので、担当の私も本当にうれしく思いました。
                       担当 宗田


         ※完成写真(全体)の墓地手前の“特製ベンチ”が、皆様に大変好評です。



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