いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№20 一人娘さんの思い、お墓はいつ建てる?!
時々『 お墓は、いつ(までに)建てるのが良いのですか? 皆さんは、いつが多いですか?』と
聞かれますが、それぞれのお家の都合やお考え次第で結構なんです。
実際には、お身内が集まる法事の時などに話し合われ、早い方で四十九日までに、次にお盆とか
お彼岸までとなり、多くが一周忌までに建立されます。
また、最近は “寿陵” と言い「生前に建立」される方が増えてきております。 その場合も
色々なパターンがあって、家族で墓地から探して回るお家、若いご夫婦がお父様お母様に頼まれて
勉強されたり、定年を迎えたお夫婦がご自分達のお気に入りを探しに来店されたりします。
やすらぎ石材では、墓地をお探しの場合は現地を一緒にご案内・ご説明して回りますし、お墓も
ご希望の形をCAD図面とカラーパースで提示させて頂き、喜んで頂いております。
さて、倉敷市中庄にお住いの田村家では、一人娘さんがご両親の今後を思い、お墓の
ことを気にされていました。 たまたまその時に、隣家の方が墓地を手放すという話を
聞かれ、その墓地を購入されました。
そして、まず先祖供養をしなくてはとお考えになり、当社にご相談下さって供養塔と
地蔵尊を建立することになりました。
担当の前迫は、田村様が将来ご両親の夫婦墓を考えておいででしたので、そのスペース
を確保した図面をお示ししました。
図面で配置を見ていただき、供養塔は6寸の一石
五輪塔にされ、地蔵尊は吉相地蔵を選ばれました。
次に、供養塔の正面にご先祖の戒名を彫って欲しい
と希望されましたので、原寸大(実際に彫る大きさ)
の文字原稿で文字のご説明をし確認して頂きました。
一方、墓地が9㎡と広いので、草が茂ったら刈るの
が大変だ!と心配されたので、防草マサの敷設を
お勧めしました。
施工当日は、ご家族で朝一番に現場に来られ、担当も一緒に
施工の様子を見ながら、説明させていただきました。
田村様は「お墓を建てるのは、本当に大変ですね」と感心され、
完成時には「良いのが出来た!」と喜んで下さいました。
その上、担当に「夫婦墓建立の際もよろしくお願いします」
とおっしゃって頂き、大変うれしく、次回も良いものを建立し
また喜んで頂きたいと思っております。
担当 前迫