いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№21 お墓の移転、墓地の基礎も信頼関係も大切に。
この度は、当社が平成18年に倉敷市串田の地墓地に
外柵と階段を設置し、先祖墓を建立させて頂いた沖様から、
ご当家の檀那寺の方で墓地を造成しているので、そちらを
購入し、お墓を移したいというご注文がありました。
担当は、奥様が頼りにされている息子さんの勧めで、
前回お手伝いをし面識もある宗田にという事でお話を
承りました。
さて、新しいお寺の墓地は、沖様が最初の購入希望者になりましたので、区画選びから
宗田がアドバイス致しました。
まず、入口には六地蔵が建立されるので、すぐ横は避けて二番目と三番目の二区画を
お勧めしました。 二区画目は、ご主人の弟さんや息子さんお二人の将来のことを考えて
準備されました。
ところで、今回のように完成したばかりの新しい墓地に建立する際に気を付けなければ
ならない事があります。それは、管理をされるお寺様の規約に基づいて施工することは
もちろんですが、何より造成して間がないため、地盤がゆるい事でした。
「 基礎施工中 」 「 沖家 完成 」
ですから、オリジナルの外柵を施工するに当たり、基礎を砂利・鉄筋・モルタルで
充分な地固めを施しました。一方、移転した先祖墓はクリーニングし色を入れ直し、
墓地には草取りの必要がないように防草マサを敷設しました。
出来上がりを喜んで下さった沖様から「この先、本家の
地墓地にも古い墓が11基あって整理が必要なので、
その時には相談に乗って下さい」と言われ、そのお言葉に
担当の宗田は、今後も施主様と丁寧に向き合い、安心して
任せて頂けるように一層努力していこうと思いました。
担当 宗田