いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№28 “寿陵”で、兄は夫婦墓、弟は先祖墓。
倉敷市真備町にお住いの尾脇様は、元気なうちに墓を建てたい“寿陵”と考えられ、
お寺さんに相談されました。 そして、
相談を受けられたお寺さんから当社に 「良いようにしてあげて下さい。」
と連絡を頂き、お話を進めさせていただくことになりました。
尾脇家では、総社市新本の古くからの共同墓地に10基の墓石があり、その内の6基は、
尾脇家とは縁のない方々の墓石だとお伺いしました。
しかしながら、その6基も 「ここの墓地に置いておいてあげたい。」と望まれました
ので、担当の前迫は、それらを墓地の左奥に寄せて据え直し、延石で囲んで仕切る方法を
ご提案いたしました。
さて、この度は、お兄様がご夫婦墓・弟様がご先祖墓ということでしたが、ご当家は、
「二つの家が、一緒に同じ墓地に建てるんじゃけん、同じ石で同じ大きさでえんじゃねえ」
とおっしゃり、どちらも春光石で大きさは9寸三重台にされました。