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建立実話

№48 『先祖への思い』を秋田から倉敷に移す。

   知人の紹介で、倉敷市福島にお住いの佐藤様とお会いして
 「(ご主人の)出身地の秋田(秋田県秋田市)には面倒を見てくれる
  家族がいないので、お墓をこちら(倉敷近郊)に移転したい」
  というご相談を承りました。

  そこで、担当の甲田が石材産業協会に紹介してもらった秋田の
 石材店さんによると、今ある佐藤家の墓石は秋田県産の【男鹿石】で、
 「男鹿石(おがいし)は崩れやすいので、コンテナ輸送は難しい」
 ということでした。                           担当 甲田 


  このことを佐藤様にお伝えし、既存のお墓は撤去し、こちらに
 先祖墓を新しく建立してお骨を納めることに決まりました。
  そして準備のため、既存のお墓の写真を確認したところ、
 ロウソク台に“屋号”のようなものが彫ってあり、佐藤様が
 「家紋とは違う、誰かの思いで彫られたものだと思うので
 気になる」とおっしゃるので、
 「すべて撤去するのではなく、ロウソク台のみ移転されては」
 ↑古い“ロウソク台”    と提案させていただきました。


    さて、移転に伴いましては役所への改装許可手続きや墓地購入の手続きなど
   慣れない事柄が色々ありますので、担当は、スケジュール表を作成し、それに
   沿っていついつまでに何所で何をしないといけないかをご説明してから進めました。


  ところで、移転先の墓地はというと佐藤様は、いくつも見られて少し迷われましたが、
 結局、奥様のご実家に向かう途中にあって便利なこと、そして“五重の塔”が見えること
 が気に入られて【吉備路霊苑】に決められました。


  また、墓石は秋田の男鹿石が黒系でしたので、同じく黒っぽい【黒龍石】を選ばれ、
 棹石の裏に佐藤家のルーツを“秋田市嶺梅院より改葬”と標し、後世に残されました。



  担当の甲田は、『お墓』に対する思いを全て形にすることが出来たと佐藤様から
 大変感謝させました。 しかしながら、このことこそ私達石材店の役目であり、
 この度も人生の大仕事を手伝わせていただきお引渡し出来たことに、達成感と
 感謝の気持ちでいっぱいです。 佐藤様、ありがとうございました。


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