いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№75 供養塔と新しい玉垣(ささやかなプレゼント)
施工前 「傾いたブロック塀」 新しい「供養塔」と「玉垣」
岡山市北区にお住いの花房様とは、以前ご注文を頂いたお客様のご紹介で、
商談担当の前迫がお会いしました。
ご希望は「今ある古い墓石を一つにまとめたい」
「周囲のブロック塀が傾いているので何とかしたい」の二つ。
初めのご希望の古い墓石(の仏様)を一つにまとめる供養塔 “五輪塔” は
「先祖墓と同じ石(石種)で作ってほしい。」とのことでしたので、前迫は、
墓地に案内していただいた時に現在の先祖墓の石種が “香川の青木石” である
ことを確認しました。 そして、大きさの方は先祖墓とバランスをとり9寸が
良いですよと提案いたしました。
二つ目の、墓所を囲んでいるブロック塀については「傾きを直す
のではなく、石で全く別の形にして欲しい」ということでしたので、
詳しい寸法を測量して帰り、墓石・外柵の図面を作成しました。
念のため、外柵の図面は二通り作り見て頂くことにしました。
花房家では、ご家族で相談され『和型玉垣風』の外柵に決められ、
その後、細かい打ち合わせを重ねた上ご注文いただきましたが、
お話の中で「今までずっと手を合わせてきた古いお墓に、供養塔を
建てたからと言って、全くお参りしなくなるというのもなあ…。」
担当 前迫 とおっしゃっていました。
それを耳にした前迫は、ささやかですが “花立・香立セット” を
プレゼントさせて貰いまして、完成引き渡し時には、一段と大きな
「ありがとう」をいただきました。
← “花立・香立セット”