いろいろあります建立実話(毎月更新)

建立実話

№86 偶然の出会いにご縁を感じました。

墓地で偶然にお会いした岡本様(妹さま)から、
「この墓地は、母が15年前に、家から近いし見晴らしも良いからと気に入り、購入してすぐに、10寸の大きな先祖墓を建てましたが、今までに二度もお墓が傾いて直してもらったんですが、地盤が悪いのか、これから先も同じように傾かないか不安になり、家族で話し合い、思い切って移転しようと市営墓地を申し込んでいるんですが、市営墓地は、お墓の高さ制限や、引越しの時の手続き「改葬許可」等があるんですよね?このお墓の高さは大丈夫でしょうか?」と聞かれたので、一緒に寸法を測りました。「高さは少し下の部分を埋めれば大丈夫です。それから「改葬許可」等の書類は全てお手伝いさせていただきます。」とお話しました。
 後日、お兄様と一緒に来店され、現在の墓地の外柵(延石)は地盤が悪いため、そのまま残すことをお聞きして、ご契約をいただきました。



           移転前の墓地の場所   延石は残し更地に


当初より通路が狭く、まわりにお墓も多くある為、社内で色々検討した結果、
大型クレーン車での中継でお墓を運び出すことになりました。
予定通り無事に運び出された時には本当に安堵しました。
 一方、立会いをされていた妹さんが
「どんなにして運び出すのかと思っていたら、クレーンで中継するんですから、
本当にすごいですよね!!見ていて感動しました。」と言っていただきました。
 撤去後は新しい真砂土を入れ、きれいに整地しました。


移転先の市営墓地も地盤を気にされていたので、基礎を鉄筋とクラッシャー、
モルタルにし補強しました。
お墓の引越し、燈籠の位置も納得のいく仕上がりになり、
「今、入魂式が終わりみんな大変喜んでいます。これからもよろしくお願いします。」
と電話をいただきました。
 
 最近では、家庭の事情もあり、お墓の引越しが増えています。
どんな状況でも対応できるよう、施工担当の人達とも話し合いを重ねていきたいと思います。



   担当 宗田


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