いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№128 フェンスを設置して安心してお参りにいけます。
倉敷市にお住まいの一原様は、市内の個人墓地に先祖代々のお墓をお持ちでした。
墓地の囲いも、戒名を彫る板もあり、一般的に必要とされるものは全て揃えてありました。
『お墓参りに行って、掃除をしている時に戒名を彫る柱(一枚の板と一本ずつの柱があります)に手をかけたら真ん中の一本が倒れてしまい、倒れないようにくっ付けておいてほしいです』
とお問い合わせをいただき、すぐに現地を確認に行きました。
その後、現状の写真を持参し話をさせていただいたのですが、小さいお孫さんもいてみんなで安心してお墓に参りたいということを教えて下さいました。
戒名を彫る柱は今後も現地にて追加で文字を彫る為、完全に接着するのは難しいのですが、怪我をしてからでは遅いのでということで接着させていただくことにしました。
墓地自体が石積みで積み上げられた上側に位置していて、すぐ奥側に下との高低差が3メートル近くあって危ないなと、ずっと気になっていてフェンスをしたいとのご要望も伺いカタログを見ながら、フェンスの形状、長さ、高さ、工事方法などの説明を致しました。
一通りの内容が決まり、お見積りを確認いただいた後にご注文をいただいて工事に着工するという運びになりました。
工事のやり方としては、囲いの石にフェンスの足を入れる穴をあけてモルタルを流して固定するという方法をとり、倒れてしまった戒名の板は下側と台石の間にモルタルを入れ一体化させました。
モルタルはセメント+砂+水を混ぜて作り、時間がたつと固まります。
【 下の墓地との高低差が3メートル近くあった所にフェンスを設置しました。】
工事が全て完了したのを見ていただいた際に
『フェンスを追加してこんなに良くなるとは、これで小さな子たちも安心してお墓に参れます』
と言ってくださいました。
やすらぎ石材では、一度建ててしまったらそれで終わりではなく、その後いかにして長く安心してお使い頂けるのか、アフターフォローは何が出来るのかを常に考えております。
どんな小さなお悩みでもありましたらご相談ください。
担当 前迫