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建立実話

№33 お墓作りで触れる“家族の歴史と思い”

         ご主人を亡くされた秋山様は、子供さんも小さい時に肺炎で亡くされていて、


   「 後を見る者がいないから永代供養も考えたけど、主人のことを考えて…」


         と自分達のお墓を建てるお気持ちになりました。
          ところが、奥様のご実家の墓地が古いお墓でいっぱいだからどうしようかと
         迷われていましたので、担当の宗田は「ご実家の墓地を見せて下さい。それから
         どのようにしたらいいか、考えましょう。」と墓地に案内して頂きました。


         行ってみますと、墓地には古墓が8基・舟型地蔵が3基・石が3基と沢山あり、
         また、仕切り石がなく境界もはっきりしていなかったので「将来の事を考えて
         お元気なうちにきちんとされた方が良いですよ。」とアドバイス致しました。


     すると奥様は
    「 養子だった主人は、秋山家のためによう頑張ってくれていたんだから
     (冗談交じりに) あの世に行って大きな顔が出来るように、
      残された私がきちんとしとかないと。」と決心されたようでした。


          さて、亡くなったご主人は再婚で、嫁がれている娘さんがおられました。
         奥様は、「今も付き合いがあるので相談にのってもらいます」と言われ、
         その(義理の)娘さんご夫婦とご一緒に来店されました。


       担当は、秋山様のご実家のような共同墓地では「はっきりしない境界線が
      トラブルになりやすい」ということをご説明し、今の位置より少し控えて
      境界石の寸法を決めさせていただきました。


        また、奥様が「長い石の所の地盤が悪いから気になる」と言われた所は、
       長い石を外して墓地の後方に写し、基礎をブロックでやり直す事にしました。
        そして、今ある奥様のお母様の墓が “青木石”でされていたので、同様に
       青木石で先祖墓と供養塔をご提案致しました。
        工事中は雪が降って寒かったのですが、奥様が温かい飲み物を出してくださり、
       施工の者もしっかり動くことが出来ました。 ありがとうございました。

          一方奥様の方は、身に来られた娘さんに
         「綺麗になったなあ! お父さんも喜んでいるよ」
担当 宗田            と言われ、嬉しかったそうです。



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