いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№39 小さめ。でも、立派に先祖墓。
倉敷市広江にお住いの西谷様はお父様を72歳で亡くされ、若くしてお墓を建てる
ことになりました。 墓地は、幸いにも親戚から
「井原市の山の中にある墓所の空いている所を使えばいい」と言われたので、
「自宅からは2時間以上かかり少し遠いけど、金銭的なことを考えて使わさせて貰おう」
と決められました。
墓石の方は、当社の春の展示会に来店され、「先祖墓を出来るだけ低価格で建てたい」
と望まれたので、8寸2重台の和墓を見て頂きました、が、
8寸の墓は、個人墓やご夫婦の墓として使われることが多く、納骨室が広くはありません。
そこで、担当の前迫は、2重台の下にもう一段
台石『芝台』を設けることで広い納骨室を確保して
先祖墓とし、9寸の墓よりも価格をかなり抑えて
ご提案することが出来ました。
担当 前迫
建立者名は、姉弟の連名でされました。
完成後、西谷様は
「予算内で先祖墓に使えるようにしてくれて、遠い所まで行ってくれ、本当にありがとう
ございました。」と言われましたが、こちらこそ
ご姉弟が力を合わせて「自分達の出来るだけのことをしたい」というお気持ちに添える
ことが出来て、担当も施工の者もうれしく思っております。
また、
「先で余裕が出来たら、戒名の板も付けたいので、その時にはよろしくお願いします。」
という西谷様ご姉弟のコツコツと積み上げていく姿勢に、当社もしっかりお応えしてゆく
つもりです。