いろいろあります建立実話（毎月更新）
建立実話
№43 家族で考える墓の形
今年五月にご主人を亡くされた和田様は、担当の
宗田がお悔みにお伺いすると疲れから体調を崩されて
「 四十九日には納骨はしません。当分家に置いて、お彼岸が
明けてからゆっくり考えようと思っています。」
その時は、ご挨拶の品をお渡しするだけでしたが、
その後何度かお伺いしているうち徐々にお心を開いて
お話しして下さり「皆さん、大体どれくらいのお墓を
するの？」などと尋ねられるようになりました。
「外国産の石ですと、外柵を含めて１３０万円から１５０万円くらいが多いですが、
国産の石でされますと外柵を含めて２００万円以上かかります。」とご説明の上、
「形が昔からの【和型】ですとその位なのですが、【オリジナル・デザイン】のお墓に
されると価格も変わってきますよ」と、参考に当社のカタログをお渡ししました。
「 分かりやすそうだから、これを見ながら息子夫婦と相談してみます。」
「 息子達が、カタログの中に気に入ったデザインがあるようで、実物を見たいから一緒に行きます。」
後日、展示場に息子さんと奥様がお越しになり、ご希望のデザイン墓の
見本を参考に石（色）の組み合わせを決め、一部型を変更されたので
それをカラーパースで確認されました。
完成して、奥様は「思っていたより大きくて！」と喜んで下さいました。
担当 宗田
