いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№82. お客様と、“二人三脚” で
最近は、葬儀を葬儀会館や葬儀専用のホールで行われるご家族が多いですが、
そのほとんどで、葬儀後“お墓”の方も関連会社でどうぞと紹介されるようです。
この度の山本様も同様に、葬儀会社から手配された石材店からお墓の説明を受けられたそうです。
その石材店が山本様のお墓に対する思いを汲み取ることをせず一方的な話ばかりだったようで嫌になり、近所にある当社に来店されました。
やすらぎ石材では甲田がお話を伺いましたが、山本様はデザイナーをされておられるだけに、墓地墓石のデザイン・レイアウトについてはっきりとしたお考えがおありで、図面を自ら作成されていて見せて頂きました。
それを元に、お手製の図面で全体的なサイズは同じにするにしても、「納骨室」がなかったので、甲田は地下納骨室を追加するようご案内しました。
そして、甲田は山本様と一緒に当社の図面用のパソコンの前で議論しながら「納骨室」を加え、石の大きさをミリ単位で決めていきました。 その中で、甲田はお客様との距離がぐっと縮まるのを感じました。
最終的に、石の種類は山本様の「癖のない綺麗なグレー系」のご希望に合う“青光石”にされ、「草抜きが大変」については甲田が“防草マサ”をお勧めしました。また、石塔本体が思い切ったデザインでしたので、真言宗として手を合わされるには“梵字”を彫り入れた方が良いことを説明させて頂きました。
イメージ通りに出来上がり、ご夫婦で「ええのが出来た。草抜きも楽になり、
仮納骨のままだったから、これで肩の荷が下りました。」と言われました。
皆様も、好きなデザイン・自由なデザインをメモ書きでもご持参ください。
ご希望を伺い、プロとしてお墓に必要なものを加え、お参りしやすいレイアウトをアドバイスさせて頂きます。ご一緒に納得いくものを作りませんか。
この度山本様に図面作成からご一緒という良い経験をさせて頂いた事を有りがたく思っております。
担当 甲田