いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№91 母の想い・・・娘の想い
倉敷市内にお住いのI様にお会いしたのは、ご主人を亡くされ、お一人で住まれているご自宅でした。お疲れのご様子でしたが、色々お話を聞かせていただきました。
「娘が二人おり、二人とも関西方面に嫁いでいるし、私は学会なので将来は広島の学会のお墓に夫婦で入りたいが、自分がまだ倉敷に住んでいるため、生きている間は倉敷に主人が入るお墓を建て、お参りしたい。」との事でした。
墓地は年末に帰って来られる娘様と一緒に見に行きたいとのことで、12月30日にお迎えに行き、ご案内する前に、お母様の思い (お母様が亡くなったらお父様と一緒に広島のお墓に入れてもらう事) を娘様に伝えておられました。
娘様「将来広島のお墓に入るのなら、墓地を買ってお墓を建てる意味がなくない?」
お母様「私が動ける間はお参りに行きたいし、お父さんの兄弟もおるからなぁ、私が亡くなったらお父さんと一緒に広島に入れてくれりゃあええんよ。」
娘様「お母さん、私らずっとみるよ。」
お母様「まぁ、わたしが広島のお墓に入るまではやって頂戴。」
お母様と娘様がお互いの想いを話された後、明現谷霊苑さくら区にご案内いたしました。『さくら区 墓地・墓石セット価格59万円 管理料年間2,000円』
お母様「階段はしんどいけど、見晴らしもよいし、価格も安いし、お墓を片付る費用も少ないしコンパクトなお墓なので気に入りました」
娘様「お母さんが気に入ったんならええけど、わたしずっと見るよ、それに管理料もずっと支払うから・・。」
お母様「広島に行きたいのは確実なんよ、ここに決めます。」
お母様「やすらぎさんは、何回も来てくれて私の話をたくさん聞いてくれたので 安心しています。石屋さんからチラシやハガキはたくさん来たけど、やっぱり顔を見て話すことが一番ですね。ありがとうございました。」
と言っていただきました。
お墓を今後どうされるかは、I様ご家族のお考えになりますが、色々な家族
事情をお伺いして、ご要望に応えるお墓を建てることができました。
ご主人のご納骨時には、お孫さんたちも来られてにぎやかな納骨式となりました。
担当 甲田