いろいろあります建立実話（毎月更新）
建立実話
№95 田舎のお墓は菩提寺でご供養していただきました。
倉敷市内にお住いの井関様は、知人の方に「やすらぎ石材」を紹介されて、自宅近くに墓地を購入されていましたので、それ以来「やすらぎ通信」をお届けしておりました。
十年前に田舎（新見市）より倉敷に転居され、先祖のお墓が新見にそのままになっているのが気になり、お父様の五十年忌に夫婦墓を倉敷に引っ越しすることを考えて来店下さいました。
お墓を引っ越すにあたり、新見に井関様とご一緒して、お世話になっている菩提寺のご住職にご挨拶をさせていただきました。
井関様はご住職に現在住まれている倉敷の地にご両親のお骨を納めたいお気持ちを話されていました。
お引越しを考えていた夫婦墓は墓じまいし、文字が彫ってある石は菩提寺でご供養していただく事になり、倉敷の墓地には新しくデザイン墓を建てることになりました。
デザイン墓の石種は黒っぽい色がご希望で、デザインは決まってなく形からすすめさせていただき、気に入られる形を何度も変えながらカラー図面で作成し墓地の写真に合わせて見ていただき、形が決まりました。
正面に彫る文字は最初にデザイン墓と決められていた時、気に入られた言葉が有りましたので、そちらを彫り、左下には花も彫らせていただきました。
お父様の五十回忌には、ご希望どおりのデザイン墓が出来上がり、無事ご両親のお骨も納める事が出来ました。
担当 前迫
