いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№107 外柵のリフォームで墓地が明るくなりました。
この度工事をさせていただきました三宅家の墓地は、地域の共同墓地で山の上の方にあり、先祖墓と供養塔を建てられておられました。
墓地を囲んでる石はブロックでされていて、年数の経過と共にブロックが黒く劣化してきていました。となりの墓地の境界(囲んでる)のブロック基礎も同じように黒くなっていました。
周囲の墓地の方達がお墓の周りをきれいにされていたので、 三宅様はお墓参りに行かれる度に気になっておられ当店に相談に来てくださいました。
「お墓は動かさずに墓地を囲んでるブロックを取り除いて、きれいな石で囲む事が出来ますか?それとお隣の墓地のブロックも黒くなっているので、きれいに見えるやり方がありますか?」
さっそく墓地に行かせてもらい、測量をしていくつかのご提案をさせて頂きました。
【 気にされていた、墓地の囲いのブロック 】
① 古いブロックを撤去して、同じように新しいブロックで施工をする。
② 古いブロックを撤去して、延石(墓地の周りを囲む石)施工をする。
ご提案の2件は現状のお墓はそのまま動かさないでさせていただきます。
①は 同じように新しくブロックにしても、また黒く劣化してしまうため、②の延石施工に決まりました。
お隣の境界ブロックの汚れの方は黒ずみが隠れる高さの延石をする事になりました。
【墓地の周りを延石で施工させていただきました。】
お墓は動かさずに延石を施工する為、墓地の高さは現状のブロックの高さに延石を合わせました。
墓地の入り口は入りやすく広く取り段差の低い入り口にさせていただきました。
お墓の方の汚れと戒名柱の色もはげていた為、お墓のクリーニングと色の入れ直しをご提案させていただきました。
仕上がりは防草マサ(草が生えにくい土)を考えておられましたが、小さい砂利が良いと言われたので、防草シート(草が生えにくいシート)を墓地に敷いて、上に淡路砂利2分の大きさの砂を入れさせていただきました。
完成を見に行かれた三宅様は「大変きれいに出来ており、暑い中ありがとうございました」と
喜んでくださいました。
担当 宗田