いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№143 お墓の後継者の問題も片付き、やっと先祖墓を建てる事が出来ました。
Y家は自宅近くの山の墓地に古いお墓13基と夫婦墓2基と、ご両親の仮納骨のおスヤが建っていました。
当初、お墓じまいをして、お寺の納骨堂に皆様を安置する話がありましたが、亡くなったお母様が、生前お墓を建てて欲しい、と希望しており、ご兄弟で相談した結果古い先祖のお墓13基は同じ墓地に寄せ墓にして、新しく建てる五輪塔にお骨は納めて欲しいとのご希望でした。
祖父母と曾祖父母の夫婦墓は残したいと言われたので、据え直しをさせて頂きました。
又、仮納骨で納めている、ご両親のお骨は、新しく先祖墓を建てて納める事になました。
墓地が、山の中の為、周りの木々の落葉に困られていたので、墓地内はお掃除しやすい板石を敷き詰めた板張り施工をお勧めさせて頂きました。

【 施工前 木々に囲まれた墓所 】
工事内容・・写真奥のご両親のスヤ(仮納骨)は新しく建てる先祖墓へ納めます。
2番目(曽祖父母)、3番目(祖父母)の墓石は据え直しをして残します。
他の墓石は撤去して棹石(一番上の石)は残して寄せ墓に、台石については
おがんだ後にお引き取りさせていただきます。
お骨、お土はサラシの袋に納めて新しく建てる五輪塔へ納めます。
【 施工後 墓地内のお掃除をしやすいように板張りに。周りの木々も切って明るい墓所になりました。 】
工事完了後、ご兄弟の方も思っていた通りのお墓が出来ましたと大変喜んで頂きました。
「これから、兄弟仲良くお墓を守っていきます。」と言われておりました。
後継者問題で、お墓の事で悩んでおられる方は、一度ご相談に、ご来店下さい。
担当 宗田