いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№7 墓地に合った「外柵」は、お墓を引き立てます。
都窪郡早島町にお住いの澤田様はご主人を昨年1月に亡くされ、当座は色々と気持ちの整理も
つかないし、お墓のことはゆっくりと考えていきたいと話されていました。
そして11月になり、先祖墓を建てるときには、今墓地にある12基の古墓を整理(寄せ墓に)
して供養塔も建てたいと、ご家族のお気持ちもまとまったようでした。
担当の前迫は、まず墓地に案内して頂き、寄せ墓と供養塔などの説明を致しましたが、その際
奥様が「この階段を上がってからが、少し怖いんです」言われたので、よく見ると墓所の手前が
なだらかな斜面になっておりました。ですから、前迫はそれについては何とか手立てを考えよう
と思いました。
次にご家族のご希望を伺いながら、石種は福島県産で上質な “青葉石” の先祖墓・寄せ墓を
して供養塔・舟型地蔵尊、そして「外柵」のご提案をいたしました。 中でも外柵は、奥様が
『 関東型玉垣 』や『 和型玉垣 』もご覧になって、どの型になさるか随分悩まれましたが
結局、入口が広く開放的なのが良いと『 簡易玉垣 』に決められました。
『 関東型玉垣 』施工例 『 和型玉垣 』施工例
澤田家 施工前
澤田家 完成 『 簡易玉垣 』 手前に、特別仕様の広い階段付き
ところで、担当の前迫が、墓所の手前(簡易玉垣の前)に幅が広く段差の
低い階段を設けることをご提案し図面でご説明しましたところ、奥様は
「少し怖い」を解消出来そうと喜んで下さいました。
そして施工期間中、奥様は「とても楽しみにしています」と毎日墓所に
来られましたが、完成時にはご家族と一緒に見て頂き「図面で見て想像
していたより本物は凄いですね。
広い階段のお蔭で怖い思いをしないでお参りに来られるし、本当に
ありがとうございました。」と大変喜ばれました。 担当 前迫