いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№8 80歳代で益々お元気なご夫婦 『寿陵』で建立
西阿知にお住いの岡様は、ご夫婦とも80歳代ですが、日頃から日常生活に
気を使われとてもお元気で息子さん達と同居されていても、お二人で何でも
決めて行動されているようでした。
この度は、元気なうちに先祖墓をおこうと来店され、墓地に案内して
頂きましたが、あまり 広くなく、お隣はご本家の墓地という事でした。
ご自分達のお墓は、傍に並んでいるご本家のお墓より立派なものは
出来ないという事でした ので、担当の宗田は、延石(境界の石)の高さは
ご本家と同じに設定し、お墓の大きさも大き過ぎず、また、あまり引けを取らないようにと
『9.5寸の先祖墓』をお勧めしました。
石種は展示場でご覧になり、硬く水はけの良い “黒龍石”を選ばれました。
『 施工前 』
さて、施工前、墓地には古い夫婦墓一基と地蔵尊があり
ました。夫婦墓のお骨は新しい先祖墓に納め、戒名は墓誌に
彫りましたが、他に二基は50年経過しており、本来なら
供養塔に祀るのですが、なにぶん墓地が狭く供養塔を建立
することが難しいので、お寺にも相談されました。
その結果、石の台を据え、その上に古い棹石を並べ、
下に其々のお土をサラシの袋に入れて納めさせて頂き、
花立てと香立を用意いたしました。
この出来上がりに、完成を楽しみにされていたご夫婦は
大変喜んでくださいましたので、担当も嬉しく思いました。
『 完 成 』
最近は、少子化のため子供達に面倒を掛けたくないからとか、また、自分達の思うように
建てたいからと、お元気なうちに建立 “寿陵” される方が増えています。
お考えの方は、お気軽にご相談ください。 担当 宗田