いろいろあります建立実話(毎月更新)
建立実話
№12 墓地造成をして新規建立、仕上げはクリーニング。
岡山県和気郡にお住いの永田様は、総社市内にある古くからの共同墓地をお持ちでした。
当社には、寺のご住職の奥様からご紹介があり、お話をさせて頂くことになりました。
早速、担当の前迫が同行いたしました墓所は広く、親戚方のお墓、また永田様にご縁の
深かった方々のお墓など数多く何十基とありました。 その中で、永田様の区画には、
夫婦墓が一基と舟型地蔵尊が一基あり、この度はそこに “寿陵” で先祖墓を建立される
おつもりでした。
なお、それに先立ち、3人いらっしゃる息子さんの次男さん三男さんの為の墓地も用意
したいとのことでした。 ご希望は、今の墓地の山側を切り開き、長男さん(当家)の墓地
と同じ広さを確保し、中央に仕切りをして2区画作って欲しいというものでした。
『 永田家 完成 』
さて、墓石の方は、先祖墓・供養塔共に福島県産の “青葉石” に
決められました。 そして、「縁の深かった人達の戒名を残したい」
と強く望まれ、検討の結果、何十基もある古い石塔の文字から拾い
出した14名分の戒名を、供養塔に彫ることになりました。
また、現在ある夫婦墓と地蔵尊は据え直し致しましたが、その際
地蔵尊の台石が割れていたため、新しい台に替え、地蔵尊本体は
クリーニングをさせて頂きました。
お引き渡しの時には、「良いのが出来ました。有難うございます」と、とても喜んで
下さいました。 担当 前迫